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関鉄&箱根登山の新作拝見です! 投稿者:treasure 投稿日:2009/09/05(Sat) 23:23 No.1974 投稿者のサイトor参照URL   
田駄雄作さん、こん**わ(^o^) ご無沙汰しております。
久しぶりのご案内ありがとうございます。早速拝見させて頂きました!

関東鉄道の蕎麦の花、これほど広大な面積の蕎麦畑は初めて見ました!!
一面の蕎麦畑の後方にうっすらと聳える筑波山が良いアクセントになっていますね。
箱根登山鉄道の紫陽花。うわさには聞いておりましたがなかなかのものですね!
沿線のあちこちに咲き乱れており、種類も一般の紫陽花のほか額紫陽花もありバラエティー豊かですね。
レトロな車両が走っているのもまた気に入りました。紫陽花に似合います。

今回もユニークな作品、楽しませて頂きました(*^^*)


Re: 関鉄&箱根登山の新作拝見です! - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 14:28 No.1982 投稿者のサイトor参照URL
treasureさん、新作をご覧頂きましてありがとうございます.
写真では派手に見えますが、蕎麦の花はなかなか目立たず、おそらく車窓からではよほど注意して、意識して見ていないと気が付かないかもしれません.
「常総線・蕎麦の花」などで検索しても関連記事は1件もヒットしませんでした.
こんなポイントを偶然発見するのも楽しいものです.

箱根登山鉄道の紫陽花はもはや観光の重要アイテムとなっていますね.訪問は7月半ばになってしまいましたが、もう少し早ければ標高の低い箱根湯本-大平台あたりでもきれいに咲いているシーンにお目にかかれたはずです.紫陽花は梅雨のどんよりした天気や雨模様の時の方が画になりそうですが、訪問日は関東地方梅雨明けの日.どピーカンでは少々ミスマッチだったかもしれません.でも電車のオレンジ色は映えますけど.
新型も不格好ではありませんが、旧型車が走っていなければ、江ノ電や常総線とともに魅力半減です.


「カメラと機関車」および新作拝見 投稿者:isobe201 投稿日:2009/09/05(Sat) 23:19 No.1972 投稿者のサイトor参照URL   
「カメラと機関車」は書名と一部の代表的な写真は鉄道雑誌に掲載されていたので、知ってはいましたが、あまりに古い本なので古書店でも無いだろうと思い、捜そうという気もおきませんでした。
鉄道車両だけでなく、乗務員、駅員、線路工夫などの人物も、表舞台だけでなく車両工場内部などの裏舞台も、昼だけでなく夜景も…。このように幅広く撮影されているとは思いませんでした。
ボリュームも多い書籍を独力でWebにアップされた田駄さんのご尽力にも御礼申し上げます。
常総線からでも筑波山が案外近く見えますね。つくばエクスプレスの開業で乗客が減少してるとのことで心配しています。案外近代化された真岡線内よりも古い駅舎の雰囲気の常総線のこの辺でSLを走らせるのも面白いと思いました。
あまり話題になる事は少ないですが、箱根登山鉄道はいまも古い電車が活躍しているんですね。急勾配で電車の傷みも激しいと思いますが、それがかえってマメに保守されて長寿になったのでしょうか。

Re: 「カメラと機関車」および新作拝見 - isobe201 2009/09/05(Sat) 23:22 No.1973 投稿者のサイトor参照URL
グラフ50「スピード」はキャプションにC53とありますが、2コブだし、ボイラがそれほど太くないので、C54ではないでしょうか?

Re: 「カメラと機関車」および新作拝見 - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 14:17 No.1981 投稿者のサイトor参照URL
isobe201さん、「カメラと機関車」お楽しみ頂けましたでしょうか.
本書の内容だとisobe201さんには興味深い時代でしょうね.以前大勢の同好の士が集結していた、今はなき某サイトで語られていた事を思い出しながらレタッチ作業に励んでいました.
ご指摘の機関車は再検証の結果、やはりC54ですね.C54は戦前にはすでに山陰本線東部に集結していた、と聞いていましたので関東地区での撮影の多い本書に出て来るとは考えつきませんでした.ボイラが奇麗なので新製直後の関東時代の姿なんでしょうね.

常総線に蒸機が走れば嬉しいですね.交換設備も多いですし、大した勾配も無いので俊足のC11ならば水海道以北であれば物理的には可能でしょう.何よりも真岡から通い出張できるという強みがあります.

箱根登山鉄道は旧型車もまめに更新修繕して大事に使っています.ただし沿線に撮影地がほとんど無いのが欠点です.


カメラと機関車にびっくり 投稿者:西村鉄翁 投稿日:2009/09/04(Fri) 08:18 No.1969   
いつもお世話になり、有り難うございます。
あの時代に(小生が二歳のとき)素晴らしい指南書があったなんて、本当にびっくりです。現在とは比較にならぬ性能の機材で取り組まれた著者に敬意を表すとともに、UPの手間暇も大変だった事と田駄さんにも感謝します。

Re: カメラと機関車にびっくり - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 09:50 No.1977 投稿者のサイトor参照URL
西村鉄翁さん、「カメラと機関車」如何でしたか?
現在は金額さえ折り合えば、一応どんな条件下でも写ってしまう器材は存在します.しかし高価であり、重かったりと素人には手の届かないものが多い事も事実です.結局無い物ねだりのなかで工夫模索して、疑似テクニックの秘策を尽くし、困難な画作りに励む.という気持は変わらないと思います.

アップの手間ひま、これは謙遜なく大変でしたが、数字とアルファベットだけで作るHTMLファイルの作成は頭の体操.脳の老化防止には効果があると思います.

最後に、西村さんがそんな大先輩とは失礼いたしました.無礼な応対がありましたらお詫び申し上げます.


Re: カメラと機関車にびっくり - 西村鉄翁 2009/09/06(Sun) 12:14 No.1980
繰り返しになりますが、書籍からのスキャンは、3 4枚ならともかく、仕事ならば思い切りもつきますが、大変なことだとお察しします。
小生の年齢は高いですが、年の功と言える程の持ち合わせはありません。どうぞ気になさらないでください。



新作拝見 投稿者:老いて27000 投稿日:2009/09/04(Fri) 21:34 No.1971   
こんばんは。
素晴らしい本ですね。
そして、難しい… 第25頁の「撮影の心構え」など、写真(いや、画と言うべきでしょうか)を如何に考えるか、と言う哲学になっているようです。
第37頁の『一般にはそううるさく微粒子微粒子と騒いで画の良し悪しよりも粒子の事のみに注意を傾けて論じ合う事こそ凡そ愚なる極み』
第39頁の『婦人の厚化粧ではなく男子としても必要な身だしなみと言わるべき礼儀』
等々、個人の好み(或る意味、哲学かも)ですが、私は大いに同意。
勿論我が反省点も多々ありました。

編集もさぞかし大変だったろうと推測申し上げます。
私も戦前の書籍を所持しており、スキャンしたことがありますが、きれいにするのは大変です。
更に、ハイパーリンクを用いて、本文中の引用グラフをポップアップするとは、素晴らしい! 非常に見易いです。

箱根や関東鉄道も拝見しましたが、『カメラと機関車』に圧倒されてしまって… すみません。

添付画像は、中央本線上野原。私の写真の場合、肝心の車両が小さすぎて…(^_^;


Re: 新作拝見 - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 10:31 No.1979 投稿者のサイトor参照URL
老いて27000さん、「カメラと機関車」素晴らしい名著でしょう.

私が印象的だったコメントは以下です.
本文20p
尚本書の全部を通じて三脚を一切用ひて居ない.又光線不足であると云って、一個の閃光電球等の補助光線すら用ひて居ない.皆自然光のみである.

24p
自分の心構を判きり(はっきり)としてかゝるのでなければ根本からして間違ってしまひ、つまらぬ作品しか得られず無理する事になる.

37p
一般にはさううるさく微粒子微粒子と騒いで画の良し悪しよりも粒子のことのみに注意を傾けて論じ合ふ事こそ凡そ愚かなる極みと思っている.

38p
更に大切な事は撮影の時には目的物を確かに写し込むだけの注意を必要とするが、作画の時には其の目標のみをなるべく良く描き出す事につとめ、少しでも目標に対する観者の注意を奪う懸念のあるものは、潔くカットして取除く事こそ必要なものである.

老いてさんとは微粒子論で一致していますね.身だしなみ、礼儀論も同感で汚い格好で現場を訪問するなど言語道断ですね.

書籍からのスキャンは、やったものしか判りませんね.テキストページなど全部打ち直してしまおうかとも思ったくらいです.写真はスポット修正に一点一点に相当時間を食いました.

リンクは迷いました.テキスト中からクリッカブルでリンクさせる方法も試みましたが、サムネイルには敵わないようです.

箱根や関鉄は何れゆっくりご笑覧ください.メインディッシュで満腹になって、デザートまで手が回らなかったようですね.

中央線の俯瞰に凝られているようですね.俯瞰やロングの構図は私も好きですが、フォーカスポイントと解像力に泣かされますね.全紙くらいまで引き延ばすと素晴らしい作品として見られると思います.


カメラと機関車拝見 投稿者:やぶお 投稿日:2009/09/04(Fri) 19:50 No.1970 投稿者のサイトor参照URL   
田駄雄作さま、こんにちは。

カメラと機関車拝見です。
すばらしい内容ですね。
カメラが貴重だった当時でありながら、
カメラアイに現代のデジカメで気楽に撮ったようなスナップが何枚も掲載され、興味を感じます。

寝台車の乗客の表情や、何気ないホームの点描、
食堂車の一こまなど、戦前の良き時代の汽車旅にタイムマシーンで連れてこられたようでした。

今でも鉄道で旅をすると、こういう眺めににた光景に出くわすことに、安心感を覚えます。
鉄道旅行は今も昔も最高ですね。

過去に埋もれてしまう書物をデジタル化していただいた田駄雄作さまの人脈と英断に尊敬の念を抱きます。

プリントアウトして冊子化し個人的に保存させていただきたいと思います。

私も情景的写真で失礼します。


Re: カメラと機関車拝見 - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 10:07 No.1978 投稿者のサイトor参照URL
やぶおさん「カメラと機関車」ご堪能いただけましたか.

写真器材や旅費も高い時代、一般庶民が鉄道趣味に興じられたかどうかは判りません.しかしそういう先人の方々が当時の鉄道情景、風俗を趣味的目線で遺されていた、というのは素晴らしい事です.
その記録も埋もれてしまいそうな現在、このような形で不特定多数の方々にご閲覧頂けるようにできたことは、趣味人として幸せな事です.

プリント作業も大変な事でしょうが、そういう形で保存され座右の書とされるのも素晴らしい事ですね.

大糸線のキハ52でしょうか、ステンレスでない鮮やかな色合いも永遠に記憶に残る事でしょう.


更新のご案内 投稿者:田駄雄作 投稿日:2009/09/02(Wed) 22:15 No.1964 投稿者のサイトor参照URL   
久しぶりに弊サイトを更新しましたのでご案内します.
昭和13年発行、鉄道写真の指南書の嚆矢とでも言うべき幻の名著「カメラと機関車(吉川速男著・玄光社発行)」を著者ご遺族・版元のご了解を得てWeb復刻、弊サイトに於いて公開いたしました.
デジタル時代の現代でも充分通用する写真技法や撮影の心構えはもとより、300ページ近いボリュームの半分以上が明治から大正、昭和初期の鉄道情景を伝える写真集となっています.また特急「富士」展望車への乗車記など、我々の知らない鉄道写真の世界が堪能できます.
もちろん、完全フリー、無登録でいつでもご閲覧いただけます.

併せて拙作の「白い絨毯-関鉄沿線に広がる蕎麦の花-」「Old Climber-箱根登山鉄道と紫陽花」2点を同時公開しましたのでご笑覧いただければ幸いです.「カメラと機関車」はボリュームが多いので、こちらを先にご覧頂いた方がよいかと思います.



Re: 更新のご案内 - 田駄雄作 2009/09/02(Wed) 22:17 No.1965 投稿者のサイトor参照URL
コメント等頂ける場合はこのスレッドに続けず、お一人ずつ新スレッドにお書き込みくださるようお願いいたします.


カメラと機関車 - 村樫四郎 2009/09/03(Thu) 11:39 No.1968
公開を持ちかけた身として、大変な苦労をお掛けして寺田さんに、お礼申し上げます。本書の作例にある上野駅を発車するC51を
C62に置き換え、常磐ホームにはクハ55、地上ホームにEF55
と遊んだポンチ絵を貼ります。ご苦労様でした。



Re: 更新のご案内 - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 09:36 No.1976 投稿者のサイトor参照URL
村樫さんから昨年の9月25日に、市川の韓国料理屋でCDをお預かりしてからアップまで1年もかかってしまい、申し訳ありませんでした.
決してサボっていたわけではないのですが、全体の構成やレタッチの度合い、サイズの決定などに試行錯誤を幾度と無く繰り返していました.結局一般公開するからには、ある程度のクオリティを持たせたいこと.テキストをWebモニタ上ではっきり読めること.原本に見られる写真の傾き、ネガ傷、製版傷などをできるだけ修正して、元写真の良さを最大限引き出した画像ファイルを作りたい.など出来る限り最大限の仕上げを目標としてしまいました.
結果1日2-3ページづつしか進められない、という超スローペースとなってしまったわけです.

しかし結果を見て、途中で妥協せず良かったと思っています.

このような機会を与えて頂いた村樫さんに感謝感謝です.

上野駅の華やかな時代、両大師橋からの俯瞰は常に鉄道ファンの心をときめかせたポイントですね.ここからのC62の発車シーンをぜひ見てみたかったものです.


カメラと機関車 投稿者:NORTH DRAFT 投稿日:2009/09/02(Wed) 13:27 No.1963 投稿者のサイトor参照URL   
ご無沙汰しています。
「カメラと機関車」web復刻版拝見しました。
以前から見たい本だっただけに大変感謝しています。

こういう技法は廣田氏が独自で開拓されたものと
ばかり思っていましたが、その遥か前に吉川氏に
おいて確立されていたのには驚きました。

本当に貴重なものを見せていただき
ありがとうございました。


Re: カメラと機関車 - 田駄雄作 2009/09/02(Wed) 22:21 No.1966 投稿者のサイトor参照URL
NORTH DRAFTさん、ご無沙汰しております.
「カメラと機関車」web復刻版をご覧頂きありがとうございます.私も今回初めて本書に触れ、今まで諸先輩の作例を、見よう見まねで撮影して来た鉄道写真の原点はここにあったのか、と納得した次第です.



新作のご案内です 投稿者:河童アヒル 投稿日:2009/08/10(Mon) 20:08 No.1952 投稿者のサイトor参照URL   
田駄雄作さん、こんにちは。
ご無沙汰しております。
先週、津軽に行っておりまして、臨時の客車列車を観て来ました。
お天気に恵まれ、夏らしい風景の中を行く客車列車に感激。
弊サイトでUPしておりますので、お時間のあるときにでもお立ち寄りいただければ幸いです。


Re: 新作のご案内です - 田駄雄作 2009/08/21(Fri) 10:30 No.1959 投稿者のサイトor参照URL
河童アヒルさん、お暑うございます.
大変遅くなりましたが、ご案内の新作、久留里線キハ30、昔の津軽鉄道の気動車と共に拝見させて頂きました.
それぞれの作品に一貫して通ずるものがある、河童さんの田舎の鉄道好きの心がしみじみと伝わってきますね.

先日木更津駅を通ったのですが、件のキハ30は留置線の一番奥に押し込められていました.運用に就いていれば1カットくらい、と思ったのですが.

若田さんも感動した、地球の暑い草いきれ、蛙や蝗や鳥の鳴き声が蒼空の下に響き、小汗を拭いながら畦道に腰掛けて憩んでいると、遠くから「ブルルルル〜」とエンジンの響きにまざるカランカランとロッドの音.重厚なTR47と華奢なTR35の奏でる交響曲の生演奏が聞こえて来るようです.

どうもありがとうございます.



ご覧いただき有難うございます - 河童アヒル 2009/08/23(Sun) 21:01 No.1962 投稿者のサイトor参照URL
田駄雄作さん、こんばんは。

汗かきながら列車を待って、遠くエンジンの音が聞こえてくる。
ホントにその通り!
流石の情景描写に脱帽です!!!
ドキドキワクワクの瞬間ですね。
忘れえぬ、夏の思い出となりました。



C58212 投稿者:TADA 投稿日:2009/08/22(Sat) 00:03 No.1960   
横浜線から最後は小浜線に移動、敦賀駅近くの公園に保存されました。
ペンキ厚塗り気味ですが状態は悪くありません。
撮影日2009年8月19日


Re: C58212 - 田駄雄作 2009/08/23(Sun) 15:48 No.1961 投稿者のサイトor参照URL
TADAさん、敦賀のC58212ありがとうございました.
八王子機関区でハマ線のさよなら列車を磨いてから、ちょうど40年経ちました.
翌年磨いた八高号D51515と共に保存されているのは嬉しい限りです.



鉄道最高地点 投稿者:床下の仕掛人 投稿日:2009/08/14(Fri) 23:29 No.1954   
先日、小海線の清里〜野辺山間にある鉄道最高地点に行ってきました。前回そこを訪れたのは、まだC56が走っていた頃ですから、四十年近く前のことです。今回の目的は、ハイブリッド気動車キハE200に乗ること、撮ることです。

鉄道最高地点は、昔はそれを示す木の柱が立っていただけだと記憶していますが、今では飲食店や土産物屋があり、幸せの鐘と称する鐘付きの碑、そして鉄道最高地点神社なる赤い鳥居が立っています。(写真)

そのご神体はレールだそうで、シンボルとして松葉スポークの車輪一対が鎮座しています。(写真2)車軸の両端にはSKF製の軸箱が付き、車輪ボス部には「SHEFFIELD 1897」と表示があるので、19世紀末のイギリス製と思われます。

ところが、神社の由来を示す碑文(写真3)を見ると、この車輪はC56の先輪であったと記されています。そんなバカな!!! 松葉スポークはさておき、C56の先輪は軸箱が内側ですし、1897年製の車輪を使うはずがありません。

インターネットで検索すると、「鉄道最高地点を愛する会」という団体がこの神社を建立したようですが、時代考証皆無でこんなものをご神体だかシンボルだかにするとは、参拝者?をバカにするにも程があります。

松葉スポークの車輪は、今でも車両メーカーの工場内の仮台車で現役?のものもありますが、小生はあまり詳しくありません。田駄雄作さん、この松葉スポークの車輪の素性について、ご存知でしたらご教示ください。


鉄道最高地点2 - 床下の仕掛人 2009/08/14(Fri) 23:32 No.1955
写真2です。


鉄道最高地点3 - 床下の仕掛人 2009/08/14(Fri) 23:32 No.1956
写真3です。


Re: 鉄道最高地点 - 田駄雄作 2009/08/19(Wed) 17:54 No.1957 投稿者のサイトor参照URL
これは酷いですね.
車輪自体は骨董品で価値があるものですが、C56の先輪と偽るのは如何なもんでしょうね.

コロ軸受け+松葉スポークというのは、やはり工場の仮台車あたりしか考えられません.
場所が場所だけに多くの一般の人の目に触れるわけですから、困ったもんです.



Re: 鉄道最高地点 - 床下の仕掛人 2009/08/19(Wed) 23:27 No.1958
田駄雄作様、コメントありがとうございます。この地点へ行くのに、小生は野辺山駅から歩いて行きましたが、ほとんどは車で通りかかった人たちで、鉄道にはあまり関心がないかもしれません。でも、この神社?の碑文を読んでいた人も現に居ましたし、子供たちもたくさん遊んでいました。このような嘘を平気で碑文に刻み、間違った知識を広めるというのは罪深いことですし、相当のお金をかけて作ったであろう石碑に、何の裏付けも取らずに解説文を書く神経が理解できません。

鉄道最高地点で不愉快なものを見てしまいましたが、当初の目的であるキハE200の写真は、ご覧のようにしっかり撮ってきました。最初は田駄さんの写真(↑)にある鉄橋で横から狙おうかと思ったのですが、四十年近く経った現在は木が生い茂って、鉄橋は全く見通せませんでした。22‰(裏は3‰)の勾配標は、正しく鉄道最高地点を示すものですが、小生がこの場所に着いたときは、観光客(子供?)が勾配標の上に乗るか押したかして、ほぼ真下に垂れ下がっていました。撮影する前に小生が角度を直しましたが、ボルト1本で固定しており、手で直せるということは押せばまた下がるということで、今日の時点でどうなっていますやら・・・。



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