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常磐線ハドソン壮行 撮影1967年9月30日・10月1日

10月1日午前8時頃、雨も上がった平機関区には本日はもう運用に就くことの無いC62達がズラッと並ぶ.壮観!
右からC6249、C6245、C6223、C6222、C6210、D51946、C6238、(96)、C6239、C6121.
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さらに左側にはC6247、C6224、C5754、C5720.
これが糸崎へ転出済みのC62型3両を除く平機関区旅客用機関車フルメンバー!
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8時30分頃、昨日の朝に到着したままの姿の「ゆうづる」ヘッドマーク付きC6223が糸崎機関区へ転属準備のため始動、転車台に載る.マーク付きでの転車台上のカットは初めてのチャンス!
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8時40分頃、国内最後の蒸気機関車牽引特急「ゆうづる」牽引のC6223と昨日の下りと本日未明の上り、上下最後の蒸機急行列車を牽引した記念の機関車同士が並んで憩う.
C6249は保存も検討されて一旦は取り込まれた郡山工場から平機関区へ戻されたりしたが、結局1968年6月に廃車解体.
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8時45分頃、続いて昨日上りの202列車「第1みちのく」さよなら列車を牽引したC6222が動きだす.昨日のリース風のさよならマークは煙室清掃のため外されて、哀れな前面になっている.
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9時00分頃、C6222がC6223の後部に連結されて連番同士の重連を組み、そのまま構内を走行する.最終日翌日の朝、平駅ホームには昨日を上回る数の開業式狙いのファンやマスコミが大勢いたが、機関区でこんな光景を見ていたのは10人足らず.
これが平機関区C62の本当に最期の姿として私のカメラに記録された. p
※この常磐線ハドソン壮行の項は9月21日発売RM増刊「国鉄時代3」(ネコ・パブリッシング発行)に掲載された拙作のプレゼンテーション用に制作したファイルをもとにしています.同誌も併せてご覧頂ければ幸いです.

長いことお付き合い頂きありがとうございました.
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END (2005.10.7)

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