常磐線ハドソン壮行 撮影1967年9月30日・10月1日

12時10分頃、平機関区名物の大きな給炭台で最後の石炭を積み込む.
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12時20分頃、最後の給水作業.
暫く残るD51との顔合わせももう無くなる.雨が強くなる中でメイン、サブともヘッドライトが点灯している.
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12時55分頃、平駅北方夏井川鉄橋付近。数十人のファンや地元の人が待ちかまえる中、201列車「第2みちのく」を牽いてC6249が最後の晴れ姿を披露した. C6249は1949年に製造以来、その生涯のほとんどを常磐線で過ごした生え抜きで、ラストランを飾るのに最も相応しい機関車だ.同じ生涯を歩んできた同僚のC6246-48は糸崎区へ転属したが、C6249は常磐線平機関区を終の棲家としてその歩みを止めた.
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13時40分平駅発233列車一ノ関行牽引のC6121を国鉄の方と一緒に撮らせて頂く.平機関区では唯一のC61で、常にC62の予備車として扱われていた.この最終日も何両かのC62がすでに糸崎区へ転出してしまったり、休車になっていたために出番が回ってきたようだ. しかもこの列車は平駅発の下り旅客列車では最後のハドソン牽引列車となった.
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13時55分頃、平機関区を再訪.C6249が出区して隣の線が空いたのでC6223をすっきり撮影できた.
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