奥中山俯瞰 |
1967年の12月末、奥中山を訪れたが前からやってみたかった俯瞰に挑戦した.有名な吉谷地のカーブを見下ろせるこのポイントまで来るには恐怖のステップを登り、さらに斜面を登ることになる.列車が頻繁に来るし、天気が吹雪いたり晴れたりと目まぐるしく変わるのでタイミングも難しかった.
晴れた瞬間に登ったのは良いのだが、頂上はもの凄い強風!ヤワな三脚(スリックグッドマン)は押さえてないと飛ばされそう、何よりも自分自身も足許が安定しないし、オッソロしく寒い.またこういうときに限って列車がパタッと来なくなってしまった.
待つこと数十分、もう限界と思ったときにやってきたのがこの51列車「北たから」.ここはぜひ後補機付きのD51列車を撮りたかったのだが、残念ながらデデコイチ.まあD51の後補機も付いてることだしカラー向きだしと自分を納得させてこれ一本の撮影のみで下山した.今こんな列車が走ったら大変な騒ぎになるだろうけど、やってやれない編成では無いよね.
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