常磐線ハドソン壮行 撮影1967年9月30日・10月1日

ついに最後の日になってしまった.当日は土曜日、学校は休みでは無いので普通の良い高校生なら絶対に行かないだろうが、なぜか同じ気持ちの友人と前日夜、上野駅7番線22時24分発の常磐線経由青森行き普通227列車に気が付いたら乗っていた. その友人が30日朝の6列車「ゆうづる」はC6223の単独牽引であること、日中平機関区でC6210を装飾してお別れ会を開くという情報を掴んでくれていたので決心したものと思う.
翌朝、早朝というかまだ未明の4時33分、広野駅に降り立ったのは我々の他数名だった.

※この項は、当日夜明けから常磐線平-原ノ町間を走行した蒸気機関車、ハドソンC60・C61・C62が牽引したすべての旅客列車と平駅・機関区.そして翌10月1日朝の平機関区の様子です.

広野-末続 5時45分頃 上り6列車「ゆうづる」最後のC62特急を見送る.
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6時50分頃、230列車.仙台機関区のC6033牽引.手前は新線トンネルに切り替えられた旧線路.広野-末続.
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7時25分頃、204列車「第4十和田」.最後の上り寝台急行牽引のC6247.1950年の配属以来その生涯のほとんどを平機関区で過ごしたが、新天地糸崎機関区で最後の活躍をすることになった.(9月4日転属).広野-末続. p

8時55分頃、232列車.C6238はテンダの増炭枠がきれいに溶接されていて、上端が3段になっているのが特徴.広野-末続. p

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