Yubari Tetsudo R.R. 1969-1972
夕張鉄道1969-1972
気動車の他に各種客車が存在したが主に気動車編成への組み込みで運用されていた.旅客列車廃止で継立駅に留置された客車.いずれも昭和初期の製造だが詳しい形式などは私には判らない.1972.5
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[以下O型台風さんから頂いたこの客車に対するのコメント:継立の留置客車のショットですが、手前の1両はナハニフ100です.1959年に苗穂工業(現・札幌交通機械)で車体更新され、気動車用の引き通しを設けて、DTD編成の中間車として使用されていました.廃車後は江別市大麻で、美鉄の旧ナハフ1と共に屋外に保存されていましたが、1985年秋頃に解体されています. 後ろの2両ですが、恐らくはナハニフ150と152ではないかと思います.ナハニフ150形は150〜153までの4両が在籍していたのですが、153は1968年にキハ300形と共に倉敷市交通局(後の水島臨海鉄道)に譲渡、そしてナハニフ151は夕張市の旧夕張本町駅に保存されるため、鹿ノ谷に残されていたと考えられる(夕張工業高校をバックにした写真に写っている客車が、恐らくは151?)ので、消去法で行くとこの2両ということになります.星良助さんの写真集「北国の汽笛 2・3」に、ナハニフ100・150の写真が掲載されていますが、ナハニフ152はシル・ヘッダーとも残されているのが判りますので、もしかすると奥の方の車両がナハニフ152でしょうか?手前の車にはシルが無いようにも見えますので….](2004.1.29追記)
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