Yubetsu tetsudo R.R. Aug.1969
雄別鉄道
1969年8月 雄別鉄道雄別炭山
1969(昭和44)年8月に釧路から雄別鉄道の気動車に乗り約1時間、終点の雄別炭山を訪ねた.道東の更に山奥とあって、ここまで訪問するファンの数は多くはなかったと思う. この夏は友人2人と渡道したのだが、ここまでは誰もつきあって貰えなかった.道東にはC58や96など平凡な形式の蒸機しかいなかったので、C62やC55を捨ててまで来るには勇気がいったろう. しかし雄別鉄道ではここでしか見られない、珍しい蒸機が使われていたのだ.
もう一度冬にじっくり列車撮影を、と考えていたが残念ながら雄別鉄道は翌1970年4月15日に雄別炭砿の閉山により廃止.3月の渡道時にはすでに蒸機列車は走っておらず、再訪しなかった.

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雄別鉄道の運炭列車の主役は5両(1.3.8.65.127)のC11.しかしこの2両はナンバープレートの書体に特徴がある.右C111はもと江若鉄道(滋賀県).左C118はもと松尾鉱山鉄道(岩手県)それぞれ自社発注機.

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