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新作拝見 投稿者:老いて27000 投稿日:2009/09/04(Fri) 21:34 No.1971
こんばんは。
素晴らしい本ですね。
そして、難しい… 第25頁の「撮影の心構え」など、写真(いや、画と言うべきでしょうか)を如何に考えるか、と言う哲学になっているようです。
第37頁の『一般にはそううるさく微粒子微粒子と騒いで画の良し悪しよりも粒子の事のみに注意を傾けて論じ合う事こそ凡そ愚なる極み』
第39頁の『婦人の厚化粧ではなく男子としても必要な身だしなみと言わるべき礼儀』
等々、個人の好み(或る意味、哲学かも)ですが、私は大いに同意。
勿論我が反省点も多々ありました。

編集もさぞかし大変だったろうと推測申し上げます。
私も戦前の書籍を所持しており、スキャンしたことがありますが、きれいにするのは大変です。
更に、ハイパーリンクを用いて、本文中の引用グラフをポップアップするとは、素晴らしい! 非常に見易いです。

箱根や関東鉄道も拝見しましたが、『カメラと機関車』に圧倒されてしまって… すみません。

添付画像は、中央本線上野原。私の写真の場合、肝心の車両が小さすぎて…(^_^;


添付:1971.jpg (88KB)
Re: 新作拝見 - 田駄雄作 2009/09/06(Sun) 10:31 No.1979 投稿者のサイトor参照URL
老いて27000さん、「カメラと機関車」素晴らしい名著でしょう.

私が印象的だったコメントは以下です.
本文20p
尚本書の全部を通じて三脚を一切用ひて居ない.又光線不足であると云って、一個の閃光電球等の補助光線すら用ひて居ない.皆自然光のみである.

24p
自分の心構を判きり(はっきり)としてかゝるのでなければ根本からして間違ってしまひ、つまらぬ作品しか得られず無理する事になる.

37p
一般にはさううるさく微粒子微粒子と騒いで画の良し悪しよりも粒子のことのみに注意を傾けて論じ合ふ事こそ凡そ愚かなる極みと思っている.

38p
更に大切な事は撮影の時には目的物を確かに写し込むだけの注意を必要とするが、作画の時には其の目標のみをなるべく良く描き出す事につとめ、少しでも目標に対する観者の注意を奪う懸念のあるものは、潔くカットして取除く事こそ必要なものである.

老いてさんとは微粒子論で一致していますね.身だしなみ、礼儀論も同感で汚い格好で現場を訪問するなど言語道断ですね.

書籍からのスキャンは、やったものしか判りませんね.テキストページなど全部打ち直してしまおうかとも思ったくらいです.写真はスポット修正に一点一点に相当時間を食いました.

リンクは迷いました.テキスト中からクリッカブルでリンクさせる方法も試みましたが、サムネイルには敵わないようです.

箱根や関鉄は何れゆっくりご笑覧ください.メインディッシュで満腹になって、デザートまで手が回らなかったようですね.

中央線の俯瞰に凝られているようですね.俯瞰やロングの構図は私も好きですが、フォーカスポイントと解像力に泣かされますね.全紙くらいまで引き延ばすと素晴らしい作品として見られると思います.


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