東急8000系リバイバル急行 投稿者:床下の仕掛人 投稿日:2007/07/01(Sun) 14:18 No.1260 この土・日、地元の東横線にもうすぐ引退する8000系のリバイバル急行が走りました。正直言ってあまり写欲はわきませんでしたが、東急さんの粋な計らいに敬意を表し、カメラを持って出かけました。場所は昨秋高架になったばかりの元住吉にしました。(写真) 8000系の登場は昭和44年、小生が中学1年のときです。学校帰りの車窓から元住吉検車区に入った新車を発見、家にカバンを放り投げて自転車で元検に向かい対面しました。切妻の前面はベコベコのステンレス板で、それまで7000系、7200系の端正な顔立ちを見慣れていたので、なーんだこれが新車・・・と、がっかりしたのを覚えています。 鉄道ジャーナルに連載中の拙作にも書きましたが、東急8000系は界磁チョッパ制御の嚆矢で、日本の私鉄に回生ブレーキが普及するきっかけとなった電車です。ワンハンドルマスコンなども、その後の電車の設計に大きな設計を与えました。外観はさておき、技術的には日本の電車史上に残る電車だと思います。 伊豆急、インドネシアなどに第2の職場を見つけた仲間もいますが、東横線を去ってもどこかで活躍を続けてくれることを願っています。 添付:1260.jpg (31KB) Re: 東急8000系リバイバル急行 - 田駄雄作 2007/07/02(Mon) 08:55 No.1266 投稿者のサイトor参照URL
床下の仕掛け人さん、速報ありがとうございます. 個人的には8500に赤帯が追加されて良くなった、と思っていましたからカマボコ形の8000ステンレス車は今ひとつだった印象です.技術的には専門家さんの言われるように革新的なモノだったんですね. 大きなワンハンドルマスコンは渡し船の櫓を連想させ、操作される運転士さんの動作が、失礼ながら少々滑稽に見えました. Re: 東急8000系リバイバル急行 - 床下の仕掛人 2007/07/04(Wed) 00:11 No.1269 田駄雄作様 "渡し舟の櫓"は言い得て妙ですね。田駄さんの地元だと矢切の渡しでしょうか・・・。力行4段、ブレーキ7+1段、"櫓"ほど複雑な動きをするわけではないので、ゴツ過ぎるハンドルかもしれません。 "引いて力行、押してブレーキ"の日本流のワンハンドルマスコンは東急8000系が元祖です。運転士が気絶して倒れ込んだら"押す"だろうというのが根拠です。ヨーロッパは逆で、"押して力行、引いてブレーキ"です。馬車の御者の操作に倣ったという説が有力ですが、真偽のほどはわかりません。 ヨーロッパの低床式路面電車を日本に導入したとき、運転席の左側にあるマスコンを右側に移設する必要がありましたが、"押す""引く"が逆だったため、マスコンの中身は何も変更せずグルッと180°回して移設できたエピソードがあります。 Re: 東急8000系リバイバル急行 - 田駄雄作 2007/07/04(Wed) 13:53 No.1270 投稿者のサイトor参照URL 押してブレーキというのは、今までの電車とは逆の動作なので、どちらも運転する乗務員さんは意識の切り替えが大変そうです. 特に2ハンドル、ブレーキは右手で押すJR西!方式は素人目には危険そうです. 前に名鉄で勘違いでの事故があったと思います. 咄嗟の時は押すより引く方が反応しやすいと思うのですが. |