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1E型の廃車体.本場のギースル・エジェクタ煙突のオイル焚き
視界が良くなってくると気になるものが見えてきた。 広い構内の一番向こう側に、蒸気機関車が停車してい
る.もうオーストリアや西ドイツ(当時)からは大型蒸気は消えつつあり、 この付近には走っていない筈だ.なんとか近くまで行ってみたいとは思うが、如何せん本線や貨物線の向こう側、 付近には踏切や地下道は見当たらない.しかしどうしても行きたい!行きたい!と、 タイミングよく職員とおぼしき人が線路を横断し始めたので後を付いて渡ってしまった. しかし霧の中からいつ列車が現れるか判らないので、怖かったのは事実である.蒸気機関車は本線用の1E型(デカポット)貨物機の廃車体だった. 結局のところドイツタイプの大型蒸気機関車を見たのはこれが最初で最後と言うことになってしまったのだ.(今のところ)
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