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吊掛け新製車の時代 投稿者:団塊鉄ちゃん 投稿日:2011/01/13(Thu) 00:47 No.1986
 池袋の小学生様 今晩は  伝説の2M4T懐かしいですね。
 吊掛けセミ新車。初代501系2代目501系、451系、551系と足掛け8年もこの時代が続きましたね。
他の私鉄は皆高性能車を競って開発していたのに、西武は一人取り残されて行きました。
もっとも、急増する通勤客輸送に対応する為、1両でも多くの車両を確保することが先決で、車両の性能は
二の次で、走ればよいと言う時代でした。501系の2M4Tはこの時代の象徴でしたね。
走りは遅いし、乗り心地は最悪、騒々しさも凄かったです。でも10両編成を始めたのは、私鉄業界では最初でした。
そんな電車達でしたが、車内はきれいで新しい車両ということで、一般の通勤客は車両の足回りの事などは余り気にしていないようでした。
 吊掛け新車は、昭和37年の562までで一旦打ち止めとなります。さすがに戦前型省電電装品の確保が困難に成って来たのでしょう。
この年の12月、車体こそ551系と同様ですが、カルダン駆動の601系が登場しました。
 しかし、601系登場後も411系等の吊掛け車が少数登場しましたが、これらの電装品はその後の払い下げ国電、クモハ11400台の
ものを使い回したのでしょう。
 写真はそんな時代、昭和37年551系が最も新しい車の頃です。501系から551系に直に進化しても何ら違和感は無かったと思います。
451系とは何だったのでしょう? と思ったりします。  2M4Tの模型を見せて頂き、つい長文になってしまいました。
 左側505F、右側557F(この時点で最新車)  昭和37年3月  清瀬駅

添付:1986.jpg (197KB)
Re: 吊掛け新製車の時代 - 団塊鉄ちゃん 2011/01/13(Thu) 13:46 No.1987
上記、吊掛け電動車562製造後は、電装なしのサハ10両のみが、1551系の続番(1563〜1572)として製造されましたが、連結相手は
同型の551系ではなく、MT30(128Kw)装備の若干高出力501系に挟まれて、2M4T編成となります。
下の写真は、試運転を終えて保谷に戻ってきた、551系最終出場の561F。右に少し写っているのは、新車に電装品を取られて一時休車状態となっているセミクロス352(後の252)です。
 昭和37年4月  保谷駅


Re:カルダン車初登場 - 団塊鉄ちゃん 2011/01/14(Fri) 13:06 No.1992
 こちらは、551系の次に登場の601系です。西武初のカルダン車ですから下回りはクハの台車以外、全部新品となりました。
車体は551系と略同一ですが、僅かな外見的相違点は、ワイパー取付位置、鋼板ドアー、窓枠無塗装化などでした。
前パンタの有無で雰囲気が違うものですね。
 写真は、完成直後の601F。  昭和37年12月  保谷駅


Re:付随車だけの製造 - 団塊鉄ちゃん 2011/01/27(Thu) 02:34 No.2012
昭和37年4月に551系の製造が終了しますが、この年は年末(12月)に上記601系が登場するまで、付随車ばかり16両が製造されました。
内訳は、前述の2M4Tサハ1563〜1572と451系のクハ1451〜1456(2代目411系登場後、1487〜1490に改番、最後の2両は電装され 
483,484(2代)となり、最終1485、456(2代)に再改造、改番)で、451系では最終グループを成しておりました。外見上の相違点はグロベンとサッシュ無塗装化でした。
写真は、相方をクハ1487(元1451)に組み替えて編成が揃った後のクモハ452です。 昭和43年12月 上石神井検車区 


Re:付随車だけの製造 - 団塊鉄ちゃん 2011/01/27(Thu) 02:38 No.2013
同、池袋線を走る上記1487+452ほか 昭和43年5月 (再掲)

Re: 吊掛け新製車の時代 - あずさ2号 2011/01/27(Thu) 23:26 No.2014
田駄さん、ご無沙汰しております。
団塊鉄ちゃんさん、初めまして。
いつも、涙ものの懐かしい画像をありがとうございます。
551系の連結部の写真など、現車は見ていたのですが、写真は無く、記憶どうりで安心しました。
さて、451系最終グループのクハですが、電装後の写真がありました。サハを挟んだ4連時代です。クモハ483他。
昭和45年頃 沼袋駅


Re: 吊掛け新製車の時代 - 団塊鉄ちゃん 2011/01/28(Fri) 12:39 No.2015
あずさ2号様 お世話になります。
西武の赤電、小生等にとっては、青春時代を駆け抜けていった想い出多い車両達ばかりです。
更に、高度成長時代を担った通勤輸送に、一生懸命走って行った車両達でもありますね。
きっと、同じような思いの方も多くいらしゃると思います。
 451系の編成遍歴は、かなり複雑で難解ですが、お撮りになられた編成は、この時期483+1483+1484+484と言う組成だったですね。
中間サハは、元武蔵野301系と組んでいた4両の内の2両だったと思います。後に両端モハは483を電装解除して、
1485+456(二代目)の2両編成に戻っていたと思います。所工は自在にいろいろな改造をこなしていました。
写真、添付させて下さい。451系とは直接関係無いのですが、411系最初の張り上げ屋根車423+1464です。この編成のみ塗分けが変則で、
側面肩の部分の赤帯は有りませんでした。後に正面との連続性を考慮して、赤帯を巻きましたね。(この後に登場する801系との関連も考慮
したようです。) 写真は、同クハ1464  昭和42年9月  上石神井検車区 (友人H氏撮影)  


Re: 吊掛け新製車の時代 - あずさ2号 2011/01/28(Fri) 23:14 No.2016
団塊鉄ちゃんさん、早速のレスありがとうございます。
411系後期タイプの登場時の姿は初めて見ました。
クモニ83800代を彷彿とさせますね。
301+1471は、小3の頃に見た記憶があります。
張り出しステップ付きの古い電車に新しい電車という印象でした。
クハ1485も撮っていました。あまり良い画像ではありませんが、見てください。
ところで、車体の検査表記が45年6月となっています。
ということは、クモハ483の撮影日時はこれより前になりますね。記憶があいまいで申し訳ありません。
昭和45年6月 下井草駅


Re: 吊掛け新製車の時代 - 田駄雄作 2011/01/28(Fri) 23:49 No.2017 投稿者のサイトor参照URL
盛り上がっているところ申し訳ありませんが,このページすでに画像20点以上となっています.のでよろしくお願いいたします.
画像によっては相当な大サイズのものもありますので、72dpiで長辺1000pix以内.画質は中の下くらいで充分です.
私の通信環境はADSLではありますが、光ではないので、このように重くなるとスクロールがとてももどかしい状態です.重ねてよろしくご協力のほどお願いいたします.


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