木曽の森林鉄道 きそしんの終焉 1975.5.30
Last Days of Kiso logging railway. May 30th 1975
1916(大正5)年、最初の区間19.4kmが開通.その後最盛期には総延長158kmという国内最大級の森林鉄道であった木曽の森林鉄道、通称「きそしん」も1975年5月30日の王滝本線の廃止に伴い、その歩みの殆どを止めることになった.
毎日毎日長編成の運材列車で運び出されていた木曽の木材もトラック輸送に切り替わり、その後は国内林業自体の衰退や環境の変化でその面影も少なくなっている.
あれから29年の日々が過ぎ去った.手許には末期の数年間、そして最後の日を記録したネガが何本か残されている.木曽森林鉄道については何回も通われ、素晴らしい作品を残されている方が多くいらっしゃるが、私個人の"きそしん"の想い出をまとめてみた.
※撮影場所については記憶と地図、路線図を参照しましたが推測も多く、お気づきの点などございましたらご指摘下さい.
大鹿付近.1973.3
|
|