【安楽鉄道趣味】轍楽之路 Weblog by 寺田牧夫
轍楽之路(てつがくのみち)主宰の寺田牧夫(田駄雄作)が鉄道趣味、旅、写真の話題を中心に私の興味あるジャンルの話や諸事彩々、私のお気楽に写真とともに、脈絡もなく、気ままに、無責任に綴りおきます. 話のタネや酒の肴としておひつまぶしにお付き合い下さい.  同調、訂正、苦情、提案、罵倒などのコメントや掲示板への書き込みお待ちしています. (1ページに最新5つの記事が表示されます.Archives、カレンダーから過去の記事もご覧下さい.) ※各画像への直リンクや営利非営利とも2次使用はご遠慮下さい.(発見された場合はご通報をお願いします)※
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No.614 中秋の名月を撮る

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十五夜お月さんを物干し台から撮ってみました.ちょうど電線にかかる位置でしたが何とか除けて何枚かシャッターを切りました.

これを見てすぐに撮ろうか、なんて思った方に参考になるかどうか.
ISO100・F10・1/500です.
300(x1.5)mmで、もちろん超トリミングしています.

普通のカメラで手持ちで、38万km彼方がこんなにリアルに撮れるんですね.宇宙にぽっかり浮かぶ月を、このように自分の写真でじっくり見ると神秘的で威厳さえ感じます.月を球体として実感したのも初めてです.
本日は真のfull-moonではなくて、4-5日先が本当の満月だそうです.

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2007/09/26 AM 12:11:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | [ウェブサイト・ブログ・写真]

No.613 羽越本線 D5129を撮る
また少し間があいてしまい、失礼いたしました.
「国鉄時代vol.11を買いましたよ」と多くの方からメールを頂いています.大変ありがたいことですが、当方に歩合が入るわけではありません.しかし、会社創設時から縁のある出版社なので繁盛して頂くのは嬉しいことです.



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1971(昭和46)年8月初めに20歳で運転免許を取得しました.8月22日には早くも友人2人を誘い、自分のクルマを駆って夜行で羽越本線へ撮影行です.まだ関越道など無い時代に国道17号三国峠を越えて、村上あたりまで一人で一気に運転してしまいました.

笹川流れで有名な撮影地、越後早川から府屋あたりまでの間、次々にやってくるD51牽引列車を撮影しましたが、さすがに眠くてまじめに撮影もせずクルマの中で寝ていたような気がします.
ナメクジ機D5129牽引の貨物列車が3カット続けてネガにありました.どうやら初めての追っかけ撮影をしたようです.このような場合困るのは撮影ポイントが特定できないことです.あらためて地図で検証しようと思っても、道路改良や別線による経年変化でよく判らない場合も多々あります.
この時もポイントは特定できません.記憶もほとんどというか、皆無なのは残念です.

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この後米坂線、会津線を回りました.本当は北海道まで脚を延ばして、C62重連最後の夏をクルマで楽しみたかったのですが、さすがにこの夏は免許を取りクルマを買っていましたから費用が捻出できず、断念しました.あと1年早く免許を取りたかったですね.

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2007/09/25 PM 07:15:12 | Comment(4) | TrackBack(0) | [現役蒸機の時代]

No.612 国鉄時代vol.11が創刊号?

久しぶりに「国鉄時代」(ネコ・パブリッシング発行 21日発売 2100円)のご案内です.今号で11刊目になりましたが、今迄のRM誌増刊号の扱いから単独の季刊誌となっての創刊号というわけです.まあ我々寄稿者や読者には影響はとりたててありませんが.

vol.11の特集テーマは「急行列車」ということで、この雑誌には欠かせない「北海道のC62」から、呉線「安芸」、長崎本線「玄海」(いつもお世話になっている村樫四郎さんの作品)、日豊本線「日南3号」(リンク先の鈴屋さんの作品)など蒸機時代の急行列車.
東北本線「EF57」、「ED71」、奥羽本線「ED78/EF71」、そして信越本線「白山EF6244添乗記(拙作です)」など電気機関車牽引列車.
資料として貴重な「国鉄鋼製3軸食堂車の系譜」、「昭和38年10月改正黄金時代の急行列車」は見逃せません.
付録(とは言えないくらい凄い)のDVDには「北九州の蒸気機関車」、「EH10」、「北海道私鉄専用線の蒸気機関車」など全部で74分、レベルの高いカラー映像です.これだけでも定価分の価値はありそうです.今迄は「立ち読みでも・・・.」と書いてきましたが、DVDは購入しないとご覧になれませんので、ぜひぜひ!


拙作は昨年当サイトにアップした「602レ急行白山」の写真の中から使用していますが、テキストは今回あらたに書き下ろしです.併せてご覧頂ければ、と便乗で宣伝させて頂きます.

ところで、左のプロフィールのところの年齢に+1が本日付きました.このブログを始めてから計+3歳になったわけですが、恐ろしくて本当の年齢を書けません.
プロ野球や F1シリーズはあっという間に終わりますし、さらには4年ごとのオリンピックの間隔がどんどん短くなってゆくような気がします.

話題の麻生太郎氏も同じ生誕日(ちょうど10歳違い)、他にこんな人たちが
吉田松陰:小田和正:一青窈:安室奈美恵:村井国夫:ソフィアローレン:モントーヤ(もとF1ドライバー):山口美江:五十嵐淳子:石川ひとみ:高橋真美(わらべ):鈴木砂羽(俳優):石井聖子(歌):丸山茂宏(オセロケッツ):KINJI(pool bit boys):石井昭男(野球):福原峰夫(野球):速水典子(タレント):川原泉(漫画):矢口壹琅(プロレス):レオ北村(プロレス):工藤めぐみ(プロレス):遠藤政隆(野球):アドリアーノ(サッカー):徳元敏(野球):南雄太(サッカー):モートン(piano):堀江由衣(声):守屋浩(歌):フェルナンドレイ(俳優):山本譲司(政治):マギーチャン:アーシアアルジェント:池坊由紀(華道):橋龍吾(俳優):根上淳(俳優):シンクレア(作家):立石一真(オムロン):3代目広沢虎造(浪曲):三宅榛名(曲):すがやみつる(漫画):木村紀子(声楽):工藤めぐみ(プロレス):足立八蔵(鳥取藩士):大山郁夫(社会運動):黒田重太郎(洋画):杉本健吉(洋画):小田切秀雄(評論)



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2007/09/20 PM 08:33:37 | Comment(4) | TrackBack(0) | [出版物・写真展他イベントのご紹介]

No.611 壁紙(93) 流氷の鉄橋

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一昨日の暑さで体調不良です.そこで涼しそうな壁紙画像を探してみました.
37年後の今はDMVが渡る橋、釧網本線北浜鉄橋.鉄橋の向こう側はオホーツク海の流氷原です.
撮影は1970年3月26日


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2007/09/19 PM 02:14:03 | Comment(1) | TrackBack(0) | [壁紙]

No.610 珊瑠・奥名寄森林鉄道

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1970年頃は北海道の森林鉄道が全廃されてからまだ日も浅かったので、その遺構というか名残りの施設も数多く見られました.
1970年11月末に撮影で渡道した際に若干の現地調査を試みました.大雪6号を遠軽で降り、今はもう廃止になってしまった名寄本線の一番列車で下川駅近くの貯木場を訪れました.残念ながら車庫の建物や線路跡が少し残っていただけで、期待していたような廃車体などは見ることはできませんでした.
しかし営林署では何枚かの現役時代の写真を見せて頂き、その場で複写させて頂きました.取材時にいろいろ伺ったのですが、その時のメモなどは提供してしまったのか手許にありませんが、複写のネガがあるのでここに公開させて頂きます.

(名寄本線一の橋起点の奥名寄森林鉄道と記憶します)

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(下川を起点とする珊瑠さんる森林鉄道.↑TOP写真も)

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こちらも珊瑠森林鉄道.昭和24年11月、冬ごもりを前に全部の機関車を前に撮られた記念写真で壮観かつ記録として貴重なものです.
書き添えられたコメント
「愛機 若葉春迄左様なら」
S24.11.1 勢揃いです


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蒸機はコッペルかコピーの立山重工製、ディーゼル(ガソリン?)機関車は酒井製と思われます.
同じ日に訪れた丸瀬布営林署では保管されていた雨宮21号を発見しました.

(当サイト 気まぐれpicture よりの再掲です)

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2007/09/17 PM 05:54:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | [森林鉄道]

No.609 18切符で仙台へ(仙台地下鉄1000系)
2007年夏、18切符の旅はこちらから全部の記事がご覧になれます.


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以前より一度見てみたい乗ってみたい、と思っていた仙台地下鉄(仙台市交通局南北線)と1000系電車ですが、その願いも叶わぬまま1987年の開業以来20年も経ってしまいました.
そこで良い機会なので、仙台滞在4時間半の後半を利用して訪ねて見ることにしました.利府から仙台駅に戻り、ホーム中央の「地下鉄のりば」との指示に従い階段を下りて、ステーションデパート地下にある出口から地下街を歩きました.これが長いこと長いこと、永田町-赤坂見附もびっくりの距離です.考えてみれば地下に潜った仙石線では一駅分なんですから無理もありませんが、約10分はゆうにかかりました.
出札機の前で、またびっくり!仙台から終点の泉中央まで290円.所要15分でこれですから、高いですよね.
ほどなくやってきた電車は、写真では見ていましたが杜の都にふさわしいさわやかな塗色とスタイルの1000系電車です.とても20年前の車両とは思えません.
地下鉄ですから全線、富沢-泉中央間ほとんどが地下区間ですが、南端の富沢駅付近と北側の黒松-泉中央間は地上に出ます.しかしその区間は高架なんで沿線での撮影は絶望的です.じゃあ駅撮りか、と思いますが右側運転台でのワンマン運転のために全駅が島式ホームで対向ホームからの撮影も不可能です.お気軽な撮影場所はゼロかと思うと、ありました.泉中央駅の一駅手前、八乙女駅のホーム北側は高架線が続く泉中央方面を望むことができます.

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また嬉しいことに、日中は7分間隔で正確に運転されている上下電車がこの場所で必ず離合します.

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ところで、なぜ仙台地下鉄1000系電車に興味持っていたか、というとその独特の車両にあります.この線は1067mm軌間、直流1500Vですが、将来的にもJRや他の私鉄(そんなもの仙台にはありませんが)との乗り入れなどの構想はありません.そのため車両サイズなども車両輸送に差し支えない範囲で独自に決定されています.まず車体幅は裾絞りなしの2890mm. これは実感としてドアの部分で床を見ると広く感じます.端正な前面のスタイルもそのせいで落ち着いて見えます.そして何よりも興味深いのが全長、中間車が一般的な20mなのに対し先頭のクハが21.75mもあります.これは中間車と同じ車体に運転室部分を追加しましたよ.といわんばかりのもので、台車のセンターピンも中間車と同じ位置にありますから、台車から先頭車端までのオーバーハングが異常に長くなっています.またその台車がブレーキ・ディスクが外側に露出したパイオニアlll型ばりの珍台車なんですから言うことありません.
しかし前述したように地下区間+全駅島式ホームです.その姿をゆっくり味わうのは富沢車庫の公開でも無い限り不可能ということになります.そこで八乙女駅ホームから広角レンズを使って、なんとかその雰囲気をとらえられないかやってみました.
少しは判りますでしょうか?

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今回は1時間ほどしか仙台地下鉄に割けませんでしたので、八乙女駅ホームでの撮影だけに終わりましたが沿線に何ヶ所かポイントがありそうです.機会があれば撮影してみたいと思います.なお近い将来全駅がホームドア化される計画があるそうです.ますます撮影は難しくなりそうですし、ゆいいつと思われる八乙女駅の北端ポイントもどうなりますか.

おそらくご覧になっているほとんどの方は、仙台地下鉄の写真をまともに見るのは初めてではないかと思います.地下鉄ということもありますが、地元仙台の鉄道ファンにも不人気なようで鉄道関係Webサイトでもほとんど見かけません.でも銀箱でもないユニークな電車、なかなか魅力的でしょう?

最後に偶然撮れた駅名にふさわしいカットを1点.

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2007年9月4日.たった1日で撮影した写真だけで8日間も引っ張って来てしまいました.おつき合い頂いた皆さんにお礼申し上げます.しかし、それだけ充実した一日だったといえます.これでJR運賃2300円は格安ですね.

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2007/09/12 PM 12:06:27 | Comment(1) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.608 18切符で仙台へ(E721・SAT721系)

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今回の旅では黒磯-郡山間しか乗車できませんでしたが、昨年暮れから登場した新鋭E721系の姿はかなり増殖していて、仙台周辺各地で見ることができました.その代わりといってはなんですが、455系など旧型車の廃車留置の姿が各地で目につきました.↑の電車は仙山線山形行きのE721系4両編成です.東北本線小牛田、利府支線、常磐線にも入線しているそうです.(そういえば721系はJR北海道にもありますね.鉄道会社は大丈夫でしょうがファンが混乱しそうです.)
この日の仙台駅は天候が良すぎて、上部通路デッキやホーム上屋の影が電車にかかってしまい、大変撮りづらいものでした.時間があれば隣の駅へ行きたかったところです.

3・4番線からは色違いの721系電車が2両編成で、毎時2-3本ほどが発着しています.[仙台空港アクセス鉄道」の電車で、仙台‐東北本線-名取-仙台空港鉄道-仙台空港駅までを25分(快速17分)、630円の運賃で今年の3月より結んでいます.
仙台空港鉄道(通称SAT)は宮城県の自治体や、一部山形県の自治体も参加する第3セクターです.今年2007年3月に開通したばかりですのでちょっと寄り道したくなりましたが、18切符では別料金なのであきらめます.というかそれほどの時間の余裕もありませんね.

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車両はSAT、JRがそれぞれ専用車両を所有して、共通運用しています.JRはE721系500番台で「DIAMOND CITY」とタバコのパッケージのような青地のロゴが腰板に、さらに緑と青色のラインを巻いています.

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SAT721はJRE721系500番台とほぼ同じ仕様です.外観は濃い青とオレンジのラインで人目を引きますが、なんとなく南海の電車みたいな雰囲気も.

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SAT721系と717系が並んでいますね.ちょうど両者のデッキ部のカットがありますので、バリアフリーでステップレスの車内と、717系のステップの高さを比較してみてください.ついでに見づらいですが、中間の高さの701系もどうぞ.もちろんホームは同じ高さです.(左から721-717-701) E721系の腰の低さが実感できます.

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話違いますが、この↓写真は7月の「山上げ祭り号」の12系客車デッキを車内側から撮影したものです.宇都宮駅では電車型ホームにかさ上げされているため、このような凹状態です.判っていればくぼみの部分を飛び越えてしまえば良いのですが、つい油断して足をつっかけて、オットット!先にホームへ降りた人に掴まって迷惑をおかけしてしまいました.

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撮影は2007年9月4日.

仙台の旅は、まだもう一回記事があります.

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2007/09/11 AM 02:48:55 | Comment(1) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.607 18切符で仙台へ(真っ赤な電機たち)


JR東日本仙台新幹線総合車両センターの保存車両の中で輝いているのは、目にも鮮やかな真っ赤に塗られた交流電機たち6両です.一見みな同じような機関車に見えますが、もちろん全部異形式でそのうち5両がトップナンバーなんですから凄いメンバーを揃えたものです.
この6両は利府駅構内に留置されていましたが、ワールドカップ開催のための利府駅整備でこちらに移転してきました.利府駅時代には悪質なイタズラ書きなどにも悩まされていましたが、完全警備されている車両基地内ですから安心です.


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真っ青な空に赤い車体が素晴らしく映えて、保存車両にしては珍しく写欲が湧いてきました.全機パンタグラフが降りた状態ですが、交流機はもともと前位パンタは上げていないのでそれほど不自然ではありません.しかし、露出の違いで空と車体の発色が違ってくるので、かなり難しい撮影でした.左列から展示順にご紹介しましょう.

先頭にデンと構えているのは、東北ではゆいいつのF型機のEF711.1968年製造で、奥羽本線の板谷峠をふくむ福島-山形間で使われていましたが、1992年に同区間が山形新幹線へ改軌されたため廃車になっています.車体も長くて貫禄充分です.

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その後方は、交流電機の一番のベストセラー(302両)標準機のED751.1963年に試作機として2号機とともに製造されています.この1号機は他のED75とは違い、車体裾部に台枠が露出していません.前のEF71と比較するとよく判ると思います. 常磐線、東北本線で使われ1987年に廃車.

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左側列の最後部は、1959年に試作されたED711.東北地区50Hz車初の量産機で、当初はエキサイトロン式水銀整流器、クイル式駆動装置などを採用していましたが後年シリコン整流器、リンク式駆動装置に換装されてます.東北本線小牛田以南で使用.1976年に廃車.

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右列先頭は磐越西線専用のED771です.試作機ED931(→ED77901)をプロトタイプに1967年に製造されました.線路規格の低い磐越西線のために動台車の中間に付随台車を設けて軸重を軽減しています.1987年廃車です.

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その後ろはED9121.この機関車だけがトップナンバーではありませんが、1957年に1.11.21の3両だけ、それぞれ違う仕様で製造された国内初の交流電気機関車の試作機のうちの1両ですから、歴史的にも貴重なものです.残念ながらナンバーが付いていません.試運転終了後は仙山線で使われましたが1970年に廃車になっています.私は1967年2月に仙台機関区で撮影していました.

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最後の1両はED781.1967年に製造された試作機ED94(→ED78901)を基に1968年に量産車のトップナンバーとして製造されました.EF71とともに奥羽本線福島-山形間と仙山線で使われたのですが、線路規格の低い仙山線のためにED77と同じように中間付随台車が設けられています.1987年に廃車.

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一通り撮影の後、そろそろ利府線電車の時間も迫って来ましたので、後ろ髪を引かれる思いでしたが美しい交流電機や蒸機、試作新幹線車両達に別れを告げて利府駅へ戻ります.
でも仙台での活動はこれで終了ではありません.まだ続きます.
撮影は2007年9月4日.

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2007/09/10 AM 12:45:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.606 18切符で仙台へ(3両の保存蒸機)

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同じくJR東日本仙台新幹線総合車両センターには3両の蒸機が保存されています.以前は仙台ガス支局に保存されていましたが、10年ほど前にこちらに移転して来ました.
昔の写真を見るとかなりの厚化粧で痛みも激しかったようですが、現在は余分な白線や赤動輪なども施されて居らず、現役時代に近い姿で好感が持てます.やはりJRの直轄保存ですから今後も安心できるかと思います.
残念ながら?キャブには立ち入り禁止で、そのための遮蔽板が少々目ざわりです.今回ここへ来ようと思ったきっかけは、弊サイトのD51BoxとC11meetingのコレクションにまだこちらの保存機関車の画像が無かったので、これはこの機会に自分の手で撮影をしよう.ということでした.
幸い良い光線状態で、となりの線の機関車の影もかからずカメラに収めることができました.

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D511108は船底型テンダ、かまぼこドームの戦時型で、羽越本線、奥羽本線、最後は会津若松機関区所属で磐越西線で活躍した東北のD51です.私のカメラには収められてはいないようですが、多数の写真がD51Boxに収録されています.

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C58365は晩年は小牛田機関区所属で陸羽東線でおなじみの機関車ですが、その前は沼津機関区で入換に使われていました.そのためでしょうか、左側のデフが北海道型のように切り詰められているのが特徴です.3両の真ん中に連結されていて、照明の柱などが邪魔でうまく撮影できません.

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C11351はどこを走っていたのかいな?とC11meetingを見てびっくり!私が初めて会津線で撮影したC11で、その後も何回か出会っている機関車じゃあないですか.いやお懐かしや.そのお姿も当時とほとんど変わっていませんね.

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D511108とC11351は近々コレクションに追加いたします.
引っ張って申し訳ありませんでしたが、ここの保存機関車の目玉は3両の蒸気機関車の右側に並んでいます.明日はご紹介しましょう.

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撮影は2007年9月4日.

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2007/09/09 PM 05:56:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.605 18切符で仙台へ(レコードランナー見学)

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利府駅から約15分、8月のあの暑さを思い出させるような雲一つ無い晴天の中、汗をだらだら流しながら歩きました.利府駅のタクシーに少し惹かれましたが、ダメダメ!一日の大半を電車の中で動かずに過ごしてるんですから、少しは運動しなければ.
徒歩20分ということでしたので、もう少し遠いかと思いましたが線路に沿って歩いて行くと、あっけなく着いてしまいました.何処にかというと、昨日の記事の利府支線に沿った広大な基地、JR東日本仙台新幹線総合車両センターです.正門受付で記帳して入場します.
構内の見学も無料ツアーがあって可能ですが、私の目的は正門入り口付近で公開されている保存車両たちの見学です.前にも書いたように、あまり保存車両には興味がわかない私ですが、ここにある車両はひと味違います.

まずはやはり新幹線の車両は欠かせませんね.東北新幹線200系のプロトタイプとなった961型の2両が置かれています.最初は山陽新幹線で試運転、その後東北新幹線の先行試験区間である小山試験線で最初に動き出した歴史的な車両です.1979年12月7日には当時世界第2位である319km/hの国内最高時速を記録しています.

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その隣には宇宙から還ってきたばかりのスペースシャトルのような強烈な形相を見せる、エッジ型の前面を持つ953系高速試験車(通称STAR21)がやはり2両置かれています.この車両は1993年12月21日、上越新幹線燕三条付近で425km/hを記録!運転室横にはその記念のロゴが誇らしげに記されています.

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こんなアングル、昔の鉄道雑誌の表紙にあったような.

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当時はJR東日本とJR東海、JR西日本それぞれで試作車を使い、最高速度を競っていました.その成果が現在の500系、700系、N700系、E2系などの高速運転に反映されているわけですね.
ちなみに国内最高速度は953系の記録の3年後の1996年7月26日、JR東海955系(通称300X)が東海道新幹線米原-京都間で樹立した443km/h(リニアモーターを除く).さらに世界最高は本年2007年4月3日、フランスのTGVが開業前の東線上での驚異的な574.8km/h!従来の同じくTGVの持つ513.3km/hを大幅に向上させたというニュースも記憶に新しいものです.

新幹線車両はまもなく引退と思われる、普通の200系未更新車も展示されていますが、撮影してませんでした.
ここの保存車両はこれだけではありません.953系の向こう側に少し見えていますが、明日からでも紹介いたします.

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撮影は2007年9月4日.

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2007/09/08 AM 12:46:45 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.604 18切符で仙台へ(利府支線)

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仙台駅では昼食をかっ込み、構内で少し撮影後に岩切乗換えで利府へ向かいました.
この4.2km の盲腸線はかつては東北本線の一部でしたが、勾配緩和のための新線に切り替え後は岩切-利府間のみが現在まで単線で残っています.私は本線時代は知りませんし、支線になってからも縁が無くて未乗区間でした.
朝夕は東北本線から直通運転されますが、日中は701系電車の2両編成が毎時1-2本、東北本線の普通電車に接続して往復運転されています.こういう列車を以前は◯◯行と呼んでいましたが、差別語の可能性があるので現在は使われていません.

沿線はほぼ一直線で、大半が新幹線総合車両センター構内に並行していて各種新幹線車両が並んでいる姿が車窓に続きます.廃車になった200系2階建てグリーン車も朽ちかけた姿で留置されてます.中間駅の新利府はほぼ車両センター勤務者専用駅のようです.
終点の利府駅は無人駅だと思っていましたが、行ってびっくり、立派な駅舎を持つ有人駅で駅前には10台近いタクシーが客待ちしていました.サッカーなど大きなイベントが行われる宮城県総合運動場の至近駅として2002年のワールドカップの時に整備されたようです.周囲は田んぼと住宅地で、朝夕は通勤客でそれなりに混雑するのでしょうが、日中は閑散としています.

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ホームにはなぜか普通のタイプの駅名板が見当たらず、改札口上にこの看板がありました.ほぼJR関係者専用の新利府←を表示してもしょうがない?

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日頃の行いが良いせいか?素晴らしい晴天だったのですが、この駅の場合はそれが裏目に出て完全逆光でこんな写真しか得られませんでした.

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適材適所といいますか、701系はこういう区間での仕業がぴったりだと思います.本線を100kmも200kmもロングランするような電車ではありませんね.とはいっても、交流電化区間でこのような支線は全国でも他にあまり見当たらないんですが.

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岩切駅で接続列車の到着を待つ2両の701系利府行です.

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利府には約1時間40分滞在しました.何をしていたのかは次回で.(判ってもコメントに書かないでくださいね)

撮影は2007年9月4日.

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2007/09/07 AM 12:09:33 | Comment(1) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.603 18切符で仙台へ(復路)

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仙台滞在時間もあっという間に過ぎて帰りの行程が始まります.復路は常磐線経由です.柏に住んでいながらなぜ往路を東北本線回りにしたかというと、一番早い列車を利用しても仙台到着の時間には大差が無いからです.確かに所要時間は短いですが、一番列車の柏発の時間が遅く、さらにその列車は先の接続が悪くて結局次の列車でも仙台に着く時間は同じということで、利点は1時間ほど朝の睡眠時間が余分に取れるということしかありません.東北線の方が景色や見られる車両がバラエティにとんでいることも大きな理由です.帰路はもうほとんど夜ですから車窓は関係なく、各列車の接続も良いので常磐線で決まりです.

仙台発16時55分の254Mに乗るのですがちょうど夕方で、学生さんの帰宅時間です.ギリギリに行ったんでは座席確保が難しいと考え、少し早めに16時20分ころにホームへ偵察に行くとすでに電車は入線していました.なんと車両は717系の9両編成です.この電車は455系ゆずりの完全なボックスシート車ですからラッキーです.まず座席を確保してからビールとつまみを買いにニューデイズへ行きました.これがもし701系のロングシート車でしたら、駅構内で簡単な食事をしてから乗車するつもりでしたが、その考えは杞憂に終わりました.仙台滞在中は天気が良い代わりに非常に暑く、少し歩き回りましたのでぜひビールを呑みたいところでした.
こんな夕刻の列車では窓を開けて風に当たりながら呑むのが最高なんですが、冷房が入っているのでそれは叶えられません.
さすが大都会の仙台です.出発時には9両編成でも立ち席が出るほどの混雑です.出発直前にやはり常磐線から到着した列車は、もう引退したと思っていた455系でした.
その光景を見て昔々、中学1年の夏休みに初めて釜石に住む伯父を訪ねたときに、乗車したキハ58の急行「陸中」がこの仙台駅に停車中、対向ホームに登場したばかりのDD512号機+C61型蒸機の重連で牽引する上り急行「みちのく」が進入してきたのを見て、大感激したことを思い出しました.1962(昭和37)年ですから45年前ですね〜.

原ノ町までの間、相席の20歳過ぎの大学生らしい若者2人がずっと、パチンコとスロットで儲けた損したの話ばかりしているのにあきれました.もっと若者らしい話題はないのかえ?
陽もほぼ暮れた18時13分、原ノ町駅に到着.ここが昔機関区があったあの原ノ町?と思わせるほど何にも無い駅でした.しかも向こうのホームに停まっているのは食パン顔の701系です.油断してました.ショックで写真撮るのを忘れました.忘れてなくても撮らなかったかもしれません.

復路2番目の電車は、原ノ町18時28分発いわき行680M701系、泣きの2両編成ワンマンカーでした.アルコールが入っていたせいもありますが、平じゃなくて いわき までの1時間20分はこの日一番の苦行でした.乗客は高校生が入れ代わり立ち代わり乗って来ます.じろじろ見ることもできず、目をつぶっても眠れず、お尻は痛くなるしで最悪の状態でした.それでも夜ノ森、竜田、広野と40年前のC62撮影で懐かしい駅に着けばまた思い出がこみ上げて来ます.この辺りは駅舎も当時のままのような気がしますし、複線化もされていません.最後のC62「ゆうづる」を撮影した場所も、無理な姿勢で窓外を見て暗闇の中に確認できました.末続、久之浜、四倉、草野そしてやっといわきに到着です.19時47分.

ところで今日乗った電車はほとんどが半自動ドアで車内ドア脇に[開][閉]のボタンがあります.でもこの二つの漢字は同じ門がまえでよく似てますよね.しかも皆がいつも押しますから文字が摩れてよけい見にくくなっているのがあります.たまにしか乗らない人間にはよく判らず、つい押し間違えてモタモタしていると後ろの人に押されてしまいます.平仮名で「あける」「しめる」とあれば絶対間違えないと思いますし、そもそもボタンは一つで、ドアが閉まっている時には押せば開き、開いているときには押せば閉まる.でも良いかと思いますが.

ここでサプライズ!いわき以南の電車については何も考えていませんでした.敵(ロングシート)は701系のみと思っていましたから、まさかこれから先は701系が南下することは無いはずなので安心していたんです.
復路3番目の電車はちょうど入線してきたところでした.その電車にはなんとエメラルドグリーンの帯がありました!いやはや全く想像外のことです.そうこの電車は今年の3月に常磐線東京口からは引退したE501系です.当然ロングシート、つい最近までバリバリの東京の通勤電車でした.「おひさしぶり」なんですが、心は「なんだお前かよ」の心境です.
19時56分いわき発土浦行、588M.E501系10両編成です.あ〜あ.

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日立電鉄の無い大甕駅、常磐線下りホームの向こうは真っ暗でした.
苦行その2は朦朧とした意識と、どうにもやり場の無いお尻の苦痛の中、勝田まで1時間33分続きました.ほぼ同型の京浜東北線209系に大宮‐関内間を乗ったと思ってください.やんなっちゃうでしょう.
21時29分着の勝田で後続の39分発上野行最終1472Mに最後の跨線橋越えで乗換えです.3時間ぶり、待望のE531系ボックスシートへ急ぎます.始発ですからガラガラの車内で座席を確保した後は、側線に停車中の485系「ゆう」と「いるか」を夜撮する心の余裕もできましたから現金なものです.

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ボックスシート独り占め状態ならまだ何時間でも大丈夫、ガシャーン、ガシャーンというE531系特有のジョイント音(なんとかならんですかね)を聞きつつ、ついに23時13分.早朝に起ってから18時間30分ぶりに無事柏駅に戻りました.711.1(+24.6)kmの走行距離です.

本日の全行程、素晴らしいことにすべての電車が1分も遅れず定時運転でした.日本の鉄道のダイヤの正確さは世界に誇れるところですが、ここまでとは正直思っていませんでした.18切符の場合、ギリギリの予定を組むと万一事故でもあって列車が遅延したら目も当てられませんね.日付が変われば容赦なく無効になってしまうのですから.特に最後の1日分の場合は覚悟しておかなければなりません.

「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の」 長い長い1日でしたが、こんだけ使えば18切符も本望でしょう.

仙台での4時間あまりをどう過ごしたかは次回の記事で.

撮影は2007年9月4日.

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2007/09/06 AM 01:26:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.602 18切符で仙台へ(往路)

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18切符最後の1日分をどうするか考えていました.たまに出かける東京往復にでも使えればよいか、とも考えましたがそれではちょっともったいない感じですよね.
江の電、銚子電鉄なども脳裏に浮かんだんですが、今ひとつ乗り気になれません.では思いっきり遠くに行ってみようか、と考えて名古屋、仙台などを考えました.しかし名古屋は先日豊橋まで行っていますし、一日の大半を東海道線のロングシート車に揺られるのは苦痛以外の何ものでもなさそうです.
ということで、特に目的もないのですが昨日仙台まで往復して来ました.
天気が悪そうだったり、朝起きられなければ即中止するつもりでしたが、なぜか予報も実際も雲一つない上天気.朝も目覚ましが鳴る直前に自然に目が覚めてしまい、(残念ながら?)決行となりました.

まずは柏駅4時47分発一番の快速上野行450H、E231系ロングシート車です(↑top写真).この電車は早朝から15両編成ですが、いつも柏で座席がいっぱいになるくらいの乗客がいます.この次の電車まで30分間隔が開くこともあると思いますが、東京発一番の新幹線にはこの電車でないと間に合いません.上野着は5時16分です.


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2番目の電車は、上野駅5時47分発宇都宮線宇都宮行525M、同じくE231系15両ですが近郊型仕様ですので、編成の前後にボックスシート車が連結されています.少々硬い座り心地ですが前席に足を投げ出して古河辺りまでは独り占めで楽ちんです.通路反対側のボックスの老夫婦はやはり18切符利用のようで、盛んにひとりでしゃべり続けるお爺さんに奥さんは渋々おつき合いといった感じでした.どうやら会津方面へ行くみたいです.
途中東大宮-蓮田間でカメラを構えているファンを何人か発見!今日は何か特別な列車が走るのかな?
宇都宮到着は7時28分とまだ早いのにここまでに通勤通学の乗客が大勢乗ってきていました.ここで問題が発生.ボックスシート車の14両目に乗っていたのですが宇都宮駅ホームは降車客で埋まり、前方にある階段までノロノロとしか進みません.接続列車は違うホームなので間に合うかどうか心配になりました.接続時間は普通なら余裕の9分です.
やっと階段にたどり着き、乗車ホームに向かう間も後続列車の黒磯行の案内を見てしまって違うホームに降りかけたり、視覚障害の方の杖に全く気がつかず(焦っていたのでしょうね)足を引っかけてしまい転びそうになったり、とドタバタ続き.なんとか発車2分前に乗車することができました.

その3番目の電車は宇都宮発7時37分発黒磯行1531M、211系5×2の10両編成.前側の編成はボックスシート車でした.後ろ向き通路側に座りましたが、次の岡本駅でボックスの人2人が降りてしまい黒磯まで独り占めでした.結果的にこのボックスシートが本日一番の座り心地だったと思います.
宝積寺付近で上り「カシオペア」と、片岡手前でちょうど8時に「北斗星2号」とすれ違いました.
黒磯到着は8時28分でした.ここでまた跨線橋を渡り乗換えです.待っていたのは今年登場したばかりのバリバリの新型車E721系です.

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と、遠くから接近するヘッドマークを付けた赤い機関車が見えたので、あわててカメラを構えます.お召機EF8181牽引の「夢空間」でした.E721系のLED表示対策のための1/50sec.設定のままであったことに気づいたのはシャッターを切った後でしたが、正面からだったので何とかブレずに済んだようです.

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4番目の電車は黒磯発8時37分.2129M郡山行で前述のようにE721系4両編成でした.ここからは交流電化区間、一気に東北モードに切り替わりました.
18切符がラストスパートだからでしょうか、平日なのに旅行者風が2-30人は居ます.しかし、なんとかボックスシートを確保できました.
JR東の電車はE231系までの最近の新車は硬めのシートでしたが、中央線のE233系からまた少しソフトになってきてE721系もまあまあの座り心地です.この電車は徹底したバリアフリー対策が取られていて、床の高さが従来車より10cm以上下げられています.東北本線筋のホームでは今までステップ対応でしたが、ノーステップを実現しました.トイレにも入ってみましたが、車いすで入れる大きなものでカーブした青いドアが電動で開きます.ただしこのドアが車いすが出入りしやすくするためか客室側を向いていて、大きなドアが開くたびに乗客から注目を浴びてしまうのはどうしたものでしょうか.
前面運転室は窓が大きくて展望が楽しめます.かつて何回か撮影した豊原、白坂辺りを眺めていると今度も9時ちょうど、新白河到着直前に「北斗星4号」とすれ違いました.今日は4本の寝台列車が上って行ったわけです.今朝ほどの蓮田のファン達はこれが狙いだったのかな?

最近は前面展望の良い車両が増えて楽しませてくれます.そんなときに車掌さんがドア扱いに前へやって来たり、保線の方が添乗していたりすることがあり、その楽しみを奪われることが多々あります.もちろん業務、安全運転が最優先なんですが、ちょっと気を使って頂いて柱の部分に立つとかしていただけると子供さんなどは(もちろん大人も私も)喜ぶと思います.
新白河ではなぜか13分停車.対向ホームへ行ってE721系の編成写真を撮ります.こうして見ると車体自体が低いのがよく判ります.

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素晴らしい晴天ですが線路の部分は建物の影に入ってしまいました.LED表示は1/90sec.以下で撮るとちゃんと写りますが手ぶれしないように気をつけないといけません.
郡山到着は9時56分.またも跨線橋越えでの乗換えですが、待っていたのは見たくなかった食パン電車でした.

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食パンといえば今朝4時過ぎにパンをかじっただけだったのでそろそろ腹が減りました.前だったらホームに立ち食いソバがあったはずですが、どころか売店さえありません.自販機には「焼きおにぎり」なんてありましたが、そんなものは食いたくないですね.結局仙台までおあずけでした.

5番目の電車は郡山10時8分発1135M福島行.嫌なロングシートの食パン電車701系の2両編成でワンマンカーです.上野から15→10→4→2と編成は電車では最低単位の2両になってしまいました.実は今回の旅で一番恐れていたのはこの701系です.最悪黒磯-仙台間すべてがこれになる可能性もあります.今日は仙台までですが、その先さらに北上するとなると途中三セク線も含めて青森まで701系の天下といえます.一部クロスシート仕様もあるにはあるんですが、ほとんどがロングシート.これが東北地区への18切符の旅を躊躇させる大きな要因になっています.
なんとか座席は確保しましたが車内は立ち客も多く、景色を楽しむことはできません.まあ福島までは50分足らずですから、東京で電車に乗ったと思って我慢しましょう.701系のクイーンクイーンクイーンという 初期のVVVF車の音も今や時代遅れの旧型車のようです.

福島到着は10時54分.ここでもまた跨線橋越えの乗換えです.もういい加減にせいよ〜.と言いたくなります.結論から先に言えば帰路も含めてこの日の乗換えで、同一ホームは一度たりともありませんでした.これは折り返し運転のため終点では反対側ホームに入るからではないでしょうか?どうせ短い編成なんですから同じホームに直列に入れてしまえばよい、とは考えませんかね.もちろん信号システムは変えなければならないでしょうが、素人考えでは通常でも編成の分割とか併合とかしてるのですから大したこと無いと思います.

福島から6番目の電車、往路のラストランナーは719系でした.このお顔をを見ると少し安心するのはなぜなんでしょう.福島発11時2分、快速の3573M仙台行.「仙台シティラピッド」の立派な厚みのあるヘッドマーク付きです.

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この車両は見合い型の変則クロスシートですが、4両編成がすでにほとんど満席でした.なんとかクハのトイレ横の2人分だけの横向き、しかも後ろ向きのシート窓側が確保できました.この席はロングシートよりはましですが、目の前60cmほど先にはロングに座った人の横顔があります.若い女性が座っていたのでちょっと目のやり場に困りました.でもこれが男だったら不愉快になったかもしれませんね.窓からは太陽光が直接差し込み、その女性の背中と後頭部を容赦なく照らして暑そうだったので、気の毒になって遮光カーテンを閉めました.そういえば701系や E721系にカーテンはありませんでしたね.719系のカーテンは全閉と10cm 上の位置でしか停められませんので景色はほとんど見えませんでした.
ということで12時16分、上野から6時間半でやっと仙台に到着しました.新幹線なら1時間30分少々です.

仙台滞在は4時間39分しかありません.でもまず腹ごしらえですね.
撮影は2007年9月4日.

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2007/09/05 PM 10:45:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.601 壁紙(92) C108

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先日大井川鐵道で撮影したC108号機ですが、考えてみたらC10型という機関車自体見るのも撮るのも初めてでした.
私が撮影を始めた頃の国鉄線上にはすでにその姿は無く、保存機もゼロ.宮古のラサ工業に1両だけ残っているという情報は知っていましたが、あえて訪ねるようなこともありませんでした.
そのまさにラサ工業のC108が復活して、21世紀の今に旅客列車を牽引して走っているとは!素晴らしいことですね.デフの無い国産蒸機創世記から近代型蒸機への移り変わりの時期、C50型C54型などとともに私好みのスタイルです.

他のC11型などの大井川鐵道蒸機群の中の one of them としか見られていないような気もしますが、1930(昭和5)年生まれ、今年77歳、喜寿を迎えるご大老にもっと注目してもよいと思います.
私の蒸機撮影歴の中に、新たな1形式が加えられました.
大井川鐵道を何回も撮影している方々にとっては、「何を今さら」と思われることでしょうが.私にとっては一大事です.
撮影は2007年8月17日.


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2007/09/01 PM 12:24:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]










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