【安楽鉄道趣味】轍楽之路 Weblog by 寺田牧夫
轍楽之路(てつがくのみち)主宰の寺田牧夫(田駄雄作)が鉄道趣味、旅、写真の話題を中心に私の興味あるジャンルの話や諸事彩々、私のお気楽に写真とともに、脈絡もなく、気ままに、無責任に綴りおきます. 話のタネや酒の肴としておひつまぶしにお付き合い下さい.  同調、訂正、苦情、提案、罵倒などのコメントや掲示板への書き込みお待ちしています. (1ページに最新5つの記事が表示されます.Archives、カレンダーから過去の記事もご覧下さい.) ※各画像への直リンクや営利非営利とも2次使用はご遠慮下さい.(発見された場合はご通報をお願いします)※
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No.600 最終日は予定変更で大糸線

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3日目、当初は早朝から長野電鉄を撮影してから飯山線、上越線経由で帰る予定でした.水上渋川あたりでは「SLみなかみ号」に乗り換えられるかも、なんて考えていました.それが前夜、街なかでバイオ燃料?をチャージ中に突然大糸線のキハ52に会いたくなり、ホテルへ戻って時刻表を見ながら検討です.
大糸線の未電化区間、南小谷-糸魚川間には姫川と絡んだ好撮影地が各所にありますが、これを鉄道利用で撮影するとなると自分の乗る列車2本を捨てなければならず、大変非効率この上ありません.(駅撮りくらいはできるでしょうが)
一瞬「レンタカー」なんて言葉が脳裏に浮かびましたが、but そもそものこの旅の趣旨を考えると禁句であり、とんでもないことです.結局は南小谷駅近くで撮るしかないということに.
長野市から大糸線の白馬までは、バスに乗れば約1時間で行ってしまいます.運賃1500円也、これは本気で考えました.電車で松本経由で行けば3時間近くかかるのですから無理もありません.でもよく時刻をみると白馬から南小谷までの電車の接続が悪くて、結局ほとんど変わらないことが判りましたので、やはり松本回りということになりました.
何のために長野市へ行ったんだろうと、考えますがこれが気まぐれ旅行というものでしょう.成果といえば、長野駅周辺のバイオ燃料チャージ・スタンド?(別名居酒屋)の実態調査のみに終わりました.
チャージ後に旨い蕎麦を食べたかったのですが、あてに頼んだダダチャ豆の枝豆380円也がおそろしく腹の中でふくれ上がってしまい、それだけで満腹!他のおかずや燃料そのものもあまり呑めない(中ジョッキ2杯)という初めての体験.今後ダダチャという言葉がトラウマになりそうな予感です.しょせん大豆ですから低カロリー、ダイエットには良いのかもしれませんね.

翌朝、松本まで篠ノ井線、接続の大糸線電車も115系と115系づくし、帰路の松本-大月間も115系でしたので、この日は115系でも満腹でした.

この写真は朝の姨捨駅ホームです.

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大町駅では長時間停車のため、駅前へ出て「おやき」を購入しました.150円也.この野沢菜入りが旨いんですな〜!

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南小谷到着は11時17分、13時32分の松本行に乗らねばなりませんので、滞在時間はわずか2時間15分しかありません.糸魚川からのキハ52はその間2本来ますが、どちらも私の乗る列車に接続の2本ですから駅撮りに近いことしかできません.1本目の426Dは26分後の11時43分に到着してしまいます.
南小谷駅の糸魚川寄りのロケーションの知識はまるで無かったのですが、なんと駅前には姫川が流れ、糸魚川方向には線路に沿った右岸の道がまるでありません.橋を渡って対岸の細道を歩きますが、線路は木々や草に阻まれて見通しが利かず、強烈な陽光と暑さもあってめげかけましたが頑張って早足で進みます.
10分ほど行くと、対岸の線路が路盤まで所々見えるようになり、山側が少し開ける場所がありました.もう時間がありません、ここで首都圏色キハ52125の426Dを撮影です.本命-真横-後追いとそれぞれ違った雰囲気でいけました.(本編参照)

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わずか8分停車で折り返してくる427Dは、少し手前に見事に咲いていたピンクのムクゲ(木槿花、ムグンファ)の花を前景に取り入れてみました.やはり前-横-後と3カット撮りましたが、いずれも同じ場所の花ではありません.とくに後追いカットの花は20mほど離れていて、草むらの中を走りました.(↑top写真)

ムクゲの花.韓国の国花で韓国名の「ムグンファ」は韓国国鉄の特急列車の愛称(正確には列車種別名)になっています.

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駅前の商店で買った賞味期限が10月!というロングライフの菓子パンを食って昼飯にします.それにしても南小谷駅周辺には飲食できるところは皆無、駅の売店すらありません.南小谷駅では富山から取り寄せた「鱒のすし」が一個だけ売れ残っていましたが、あんなボリュームのあるもの、この暑さの中でとても食う気になれません.
次の428Dは13時17分着です.私は15分後の32分発の接続電車に乗らねばなりませんから、当初は駅のホームから到着シーンでごまかすつもりでした.しかしこれがいけません.カーブの具合で列車の正面しか見えないんです.さらに先ほど撮った426Dのカットをモニタで見ていると、どうしても姫川の流れを大きく手前に入れて撮りたくなりました.
ポイントまでは駅から普通に歩いて約10分、列車が遅れなければ間に合います.
自分にこんなやる気とバイタリティがあったとは不思議ですが、大汗をかきながらなんとか希望していた成果を得ることができました.

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撮影後は10分の道のりを5分!急いで駅へ戻ったので、ゆっくりキハ52115(旧々色)+キハ52156(旧色)の2連を撮影することも叶ったのです.

この旧々色は小学生の頃川越線で見た覚えがあります.

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上の色がスカ色に似ていて、誤乗の恐れがあるということで変更されたとか.初めて見たのは中一の時、釜石線のまさにこのキハ52でした.あれから45年ですか〜.(しみじみ)

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「大糸線全通50周年」ということでキハ52各車には記念のヘッドマークが付けられています.この種のマークを嫌う人もいますが、復活色自体がイベントなんで文句を言える筋合いではないですね.私はそんな抵抗はないです.

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南小谷から松本まではE127系でしたが、この車両のロングシートからボックスシート側の連続窓越しに眺める北アルプスの山々や仁科三湖は絶景です.昔から大糸線にはロングシート車も多く使われて来ましたが、大荷物を持つ山男達からはこの景色も含めてボックス車よりも評判だったと聞きます.

その後、松本、大月、西国分寺、新松戸乗り継ぎで約10時間かけて無事帰宅いたしました.大月-西国分寺間では遅ればせながらE233系に初乗りでした.何とこの3日間で一番座り心地が良かった座席がこの電車でした.意外でした.
もひとつ意外だったのは普通列車に松本や上諏訪辺りから大月まで乗り通したお客さんが多かったこと.特急が混雑期ということもあるでしょうが、あきらかに18切符利用ではないと思われるアベック、家族連れ、ネクタイのビジネスマンなどが多数居られました.おそらくそのほとんどが大月で東京行に乗り継いだと思います.

今回で一応18切符の旅の記事は終わりにします.初日の大井川鐵道の撮影は友人のクルマでご案内いただいたため、特筆すべきことは特にありません.本編の成果「晩夏清流彩々」をご覧ください.
わずか3日間の旅でしたが、まことに実のある有意義なものでした.電車ばかりの普通列車の旅はもう少し退屈なものかと思っていましたが、それほどでも無く、まだまだ捨てたもんじゃないな、というのが実感です.長いことおつきあい頂きありがとうございます.

この旅関連のブログ記事はこちらからすべてご覧になれます.

9月からはまた新しい気持ちでブログを続けたいと思っています.

撮影は2007年8月19日です.

この前の中部縦断18切符の旅の記事はこちらから

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この続き、8月分全部はこちらからでも
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ぜひ轍楽之路(てつがくのみち)サイト本編へもお立ち寄り下さい.

2007/08/31 AM 11:14:14 | Comment(0) | TrackBack(0) | [2007年夏、18切符の旅]

No.599 晩夏清流彩々update

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3日間の18切符の旅の記事を完結させてから、ギャラリーをアップするつもりでしたが野暮用が多くて筆が進みません.ついに8月末になってしまいまして夏休みの宿題も今日までなので、本編アップを先行させましょう.
今までこのブログの記事ではほとんど触れていませんでした、1日目の大井川鐵道の蒸機列車の写真、最終日に急遽予定変更で撮影した、大糸線の復活色のキハ52を沿線の川の流れに絡めてご紹介いたします.画像からは涼しそうな雰囲気が伝わって来ますが、実際は30℃を大幅に越える猛暑の中、吹き出る汗の量も半端ではない凄まじさでした.

当日の記事は順不同になるかもしれませんが、このブログ記事でも取り上げて行きます.
まずギャラリーをご覧ください.こちらからでも.


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