【安楽鉄道趣味】轍楽之路 Weblog by 寺田牧夫
轍楽之路(てつがくのみち)主宰の寺田牧夫(田駄雄作)が鉄道趣味、旅、写真の話題を中心に私の興味あるジャンルの話や諸事彩々、私のお気楽に写真とともに、脈絡もなく、気ままに、無責任に綴りおきます. 話のタネや酒の肴としておひつまぶしにお付き合い下さい.  同調、訂正、苦情、提案、罵倒などのコメントや掲示板への書き込みお待ちしています. (1ページに最新5つの記事が表示されます.Archives、カレンダーから過去の記事もご覧下さい.) ※各画像への直リンクや営利非営利とも2次使用はご遠慮下さい.(発見された場合はご通報をお願いします)※
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No.529 原風景という言葉


最近よく使われる「原風景」という言葉ですが、おそらくほとんどの人はそこにあった元々の風景、ビル建設や宅地開発される前のオリジナルな風景だと思われているのではないでしょうか?
でもちょっと違うかもしれません.私の解釈は「自分が子どもの頃に印象づけられ、その拘りを持ち続ける体験の中にある風景」というものです.当然各人の年齢や生活環境、意識の持ち方などにより異なってくるわけで、万人共通のものではないはずです.
ですから「我々の原風景」「日本人の原風景」などという言い方は、ある意味押しつけであり、作者本人の意識の回想や、実際にその風景を過去に実見していない人にとっては想像のシーンでしかないわけです.
原風景の原は、普通使われる「本来の」という意味では無く、原野の原でもなければ、原っぱの原でもなく「原体験」の原だと思います.

今「原風景」ということばを使う場合は、昭和30年代、1960年代あたりのものをイメージしそうですが、それを言えるのは私と同年代の人たちだけなのかな?と思うのですが.
前にも書いた映画「三丁目の夕陽」による記憶の刷り込みの危険、などに共通する思いです.

もともとそれ程一般的に使われる言葉でなかった言葉だと思うのですが、漢字の見栄えや語呂が良いことからでしょうか、最近よく見かけます.

言葉足らずで済みませんが、私の解釈は間違っているでしょうか?

写真は私の原風景、1960年頃の浦和です.当時10歳.









話しは違いますが、日本酒で「山廃仕込み」というのがあります.何となく山奥の廃屋のようなところで醸造するような渋いイメージが涌きますが、実際には「山卸廃止仕込み」という昔の醸造法のことだと、先日物知りの友人に教示されました.漢字から来る先入観には要注意です.

ぜひご自分だけの「原風景」の記憶を一生大事にしてください.

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2007/03/29 PM 10:23:07 | [雑記・雑感・ぼやき・ほざき]










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