【安楽鉄道趣味】轍楽之路 Weblog by 寺田牧夫
轍楽之路(てつがくのみち)主宰の寺田牧夫(田駄雄作)が鉄道趣味、旅、写真の話題を中心に私の興味あるジャンルの話や諸事彩々、私のお気楽に写真とともに、脈絡もなく、気ままに、無責任に綴りおきます. 話のタネや酒の肴としておひつまぶしにお付き合い下さい.  同調、訂正、苦情、提案、罵倒などのコメントや掲示板への書き込みお待ちしています. (1ページに最新5つの記事が表示されます.Archives、カレンダーから過去の記事もご覧下さい.) ※各画像への直リンクや営利非営利とも2次使用はご遠慮下さい.(発見された場合はご通報をお願いします)※
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No.517 東海道新幹線を撮る2

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昨日に引き続いて新幹線撮影の話しです.
新幹線が開業して2ヶ月後の1964年12月はじめ、中2でしたが二宮町にある叔母の家を訪ねました.そこで自転車を借りて新幹線撮影というか見学にお出かけです.畑の中の路を山の方へ(叔母の家は海に近い場所にあります)2kmほど向かうと真新しい築堤とトンネルの横に出ましたが、当時は毎時ひかり、こだま各一本づつという閑散ダイヤ!ずいぶん待ったような気がします.トンネル横やなぜか登れたトンネルの上から撮影しました.スピードに圧倒されてどのカットもシャッターが早すぎますね.
(一応拡大できますが、ハーフサイズの画像なのでその点よろしく)

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話しは一気に38年後!2002年9月、雨の中を走る500系を撮りたくてクルマで出かけました.二宮の叔母はとうに亡くなっていて、そちらを訪ねることもありませんが、昨日出した写真の場所に行ってみようと思い立った訳です.しかしフェンスのメッシュが絶望的に細かくなっていて撮影不可能、撮影場所を求めてトンネルの上を越える路を探して、このトンネル出口へ来ました.なかなか良い場所だと思いますが、250km/h以上でトンネルから飛び出してくる瞬間を1/60sec.で流せる自信などあるわけありません.案の定20mほど向こうでシャッターを切ってしまいました.20mって僅か0.2秒ですよ!

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この反対向きの東京側は住宅地の中を行く高架が俯瞰できます.ここで下りの500系を待ちます.こちらは少し見通せるのでファインダーで追いながら引っ張ってこられるのですが、それも数秒の勝負、1/60secで開放では厳しすぎます.結果はやはり少し早すぎました.

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ところでこの時はまったく気付かなかった、というか意識もしなかったのですが、帰宅後に地図で場所をあたると驚きました.どうも38年前、中2の時に初めて新幹線を撮影した場所とほとんど同一地点だったらしいのです.信じられなかったのですが、消去法で考えるとどうしてもそうなってしまいます.
現像が上がって来ると昔の写真も引っぱり出して比較してみました.38年前には家などは一軒も無く、新幹線も土盛りの築堤です.しかし今の写真では住宅だらけで高架もコンクリートになってます.
なかなか同じ場所との確証が持てなかったのですが、 よく見ると鉄塔の位置と形状に共通点がありました.さらに地形もそっくりじゃあないですか.38年の時を経て偶然同じ場所に同じ目的で立っていたとは!これは「猿の惑星」のラストシーン、チャールトン・ヘストンの心境ですね.当時はトンネルの上に道などは無かったのですが、今はそこも住宅地です.失礼、今じゃないですね、もう5年近く前ですからもっと変化は大きいかもしれません.500系も近々来なくなってしまいますのでもう一度行ってみますか.


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2007/03/13 AM 12:27:41 | [新幹線]










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