D51  D5123 (通称:スーパーナメクジ)

D5123
1940(昭和15)年頃 上越線敷島-渋川 photo by 大谷明夫さん(所蔵、叔父様の撮影)
ナンバーが確認できないが、新製後高崎機関区配置の23号機と判断した.

※一部でこのフルカバードームは鮮鉄マテイ形の模倣との説があるが、マテイはD5122・23号機よりも4年後の昭和15年からの製造である.あえてD51の名誉のために付記した

(2004.8.22)

参考写真
D5123

椎野吾一さんご所蔵

スーパーナメクジ「D51 23」が完成した折、製造元の汽車会社が記念して、関係者に配布した記念品(配布昭和11年、資料によると100個作成)が手元にあります. スケールは1/150(Nゲージサイズ)、しっかりナンバーも「D51 23」と鋳造されています. ―H.Oゲージャーの目で見ると、バルブギヤーが細かく表現されており、鋳造技術の高さは特筆ものと思います. 1936年にこんな立派な「モデル」を作成した汽車会社.同社の、実車に対する意気込みを感じる事ができます.(椎野吾一)
(2003.9.14)

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