毎夕、函館本線倶知安駅では2台のC62による夢の饗宴が繰り広げられていた.夏は夕陽を浴びて蝦夷富士羊蹄山のシルエットを背景に、 冬は構内の照明に照らされてその勇姿を雪降る闇夜の中に浮かび上がらせる.誇らしげに去ってゆくその姿は忘れられない.