C11型蒸気機関車 製作年次によるバリエーション
1次型
C111〜23 (1932-33年製造)
外見上の主な特徴:蒸気ドームが前、砂箱ドームが後
C112
C112
2次型 (1933-38年製造)
C1124〜140
外見上の主な特徴:砂箱ドームが前、蒸気ドームが後に入れ替わる.
サイドの水タンクの下端がキャブ床レベルと揃っている(1次型も同じ).
C1180
C1180
3次型 (1940-43年製造)
C11141〜246
外見上の主な特徴:サイドの水タンク容量が増大したので下端がキャブより低い.
C11244
C11244
4次型 (1943-47年製造)(戦時型)
C11247〜381
外見上の主な特徴:資材と行程削減のためデフは木製、ドームはカマボコ型で製作された.
戦後、3次型と同じような姿に改装された機もあるが、煙室前面手すりの省略、カマボコドーム(右写真の260号機のように片方のみ丸形に改装された機も存在する)、角形デフ、プレート型先輪など戦時型の面影が残る機も多い.

この門デフ機のように各地方、線区により独自に改装が施され、多くのバリエーションが存在する.
C11315
C11315(photo by 光さん)

C11260
C11260(photo by 橋本英明さん)


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