今冬の厳しい寒さの中、16時を回り序々に暗転が進む黄昏の空と街.多くの乗用車・トラック・バス達に互して中央の軌道を電車が轍音と電動機音を響かせ、前照燈・尾燈の光跡を曲線に合わせて描いてゆく.
新顔9001号は宵闇では懐古調の個性が特出し、周囲の情景空間を不思議で懐かしい昭和時代の世界に転化しながら、オブラートで包んで走って来るような趣がある.
下町の赤い提灯と電車の尾燈に誘われて、今宵もまた王子の街へ繰り出すことになるのか.
王子駅周辺の様子
こちら
です.
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